雑学ファンなら押さえておきたい地球や自然の雑学情報>台風はどこでどうして起こるのか

台風とは、熱帯低気圧が発達したものです。
台風が発生する地域は日本のはるか南、赤道付近の
北緯２度〜４０度の海上で発生します。
この付近は熱帯地域と呼ばれています。
低気圧とは、その字のごとく気圧の低いところを言います。

海面が温められると、上昇気流が発生します。
上昇気流が発生すると、まわりよりも気圧が低くなるので
低気圧になります。

上昇気流は地球の自転と反時計回りの渦を巻きながら
低気圧の中心に風が吹き込みます。
これらのことから、台風とは熱帯で発生した低気圧で
風速が１秒間に17,2メートル以上のものを台風と呼んでいます。
なので、温帯で低気圧が発生し風速が17,2メートル以上
あっても台風と呼びません。

台風が発生、発達するには海水温が２７度以上必要といわれて
います。

熱帯の海は強い太陽の日ざしに照りつけられており、たくさんの
水蒸気が空に上昇し、雲を作りだんだん渦を巻くようになり
湿った空気が集められ、さらに渦を巻くスピードが速くなり
風が強くなっていきます。

これが台風の始まりです。