雑学ファンなら押さえておきたい地球や自然の雑学情報>世界一広い湖・深い湖・透明度の高い湖

世界で一番、広い湖はカスピ海です。
この湖の広さは、ほぼ日本の国土と同じくらいの広さです。
湖なのにカスピ海と海がつくのは、海と同じ塩水の塩湖なのです。
カスピ海は一般的には湖ですが、これを海だと主張する国があります。
カスピ海を海にしてしまうと国連海洋条約という国際法にのっとって
排他的経済水域を設定する必要があります。
湖にすると国際法が適用されず、沿岸国で均等に分割されます。

沿岸国では議論は、するものの平行線のままです。
カスピ海は石油が豊富で各国の思惑が絡み、問題を複雑にしています。

世界最大の淡水湖は、アメリカとカナダの国境にある五大湖の一つ
スペリオル湖です。
淡水で、しかも湖とつきますがアメリカの法律では五大湖は海と同じ
扱いになります。
なので、アメリカの法律上は湖ではなく海になります。

世界一、深い湖はロシアにあるバイカル湖。

バイカル湖は深さだけではなく透明度でも世界一です。
１９９６年に世界遺産に登録されました。

ちなみに、日本の摩周湖は世界で２番目の透明度です。