雑学ファンなら押さえておきたい地球や自然の雑学情報>レアメタルがレアメタルと呼ばれる理由

ニュースなどで、よく聞くレアメタル。
今や私たちの生活になくてはならないものになりました。
パソコンや携帯電話、テレビ、自動車のモーターや
バッテリーなどに使われ、レアメタルを使用した様々な
製品に囲まれて生活しています。
レアメタルとは、産出量が少ない金属。希少金属。
レアなメタルそのままです。

レアメタルにはインジウム、ガリウム、クロム、ゲルマニウム
などがあり、経済産業省では３１種類の金属を指定しています。
レアメタルに対して鉄、銅、亜鉛、アルミ二ウム等の精錬が
容易で大量に存在する金属をベースメタルと呼んでいます。
なぜ、レアメタルが希少な金属かというと地球上の存在量が
少なくレアメタルを供給する国は中国、ロシア、アメリカ、
南アメリカなど一部の地域に限定されています。

それ以外にも純物質として取り出すのが技術的に難しく、
採掘や精錬のコストが高くなるという要因があります。
日本の産業を支える重要な金属なので、ニッケル、クロム、
タングステン、モリブデン、コバルト、マンガン、バナジウム
の７品目を国家備蓄しています。