雑学ファンなら押さえておきたい地球や自然の雑学情報>日本にはどうして夏から秋にかけて台風がくるの

毎年、早ければ６月から１０月にかけて日本には多くの台風が
やってきます。
台風は夏にしか発生するものではなく、１年中発生しています。
台風が発生する熱帯地域は１年中、強い日ざしの太陽が
照りつけているため１年中、台風は発生します。

１年中、台風が発生しても日本には夏と秋にしか来ません。
それは、季節風が影響しているためです。
フィリピン沖で発生した台風は、東風にのって西のほうに
進みます。(フィリピンの方角)
そこで、太平洋高気圧の風によって北上(台湾や沖縄方面)し、
偏西風によって北東に流され日本列島を直撃します。

このように、季節風によって台風の進路が影響されますので
６月、７月、１０月の台風は日本列島を直撃することが少なく
８月、９月の台風は日本列島を直撃することが多くあります。
時期によって台風の進路は微妙に違ってきます。
また、夏の台風と秋の台風はスピードにも違いがあり、
夏の台風はスピードが遅く進路予想が難しく、秋の台風は
スピードが速いというのが特徴です。